ガイア |
よく来てくれた、子供達。 さぁ、もっと近くへ・・ |
(はい) | |
ガイア |
こんにちは。 私にわかることなら何でも答えよう。 |
ダナエ |
この世界はなぜ存在するか、 賢人様にはおわかりになり ますか? |
ガイア |
あなたが、その理由を考えるために 存在していると言える。 |
ダナエ |
はぐらかさないで下さい。 ならば、私たちは何のために 存在しているのですか? |
私たちにやるべきことなんて 何も無いのではありませんか? |
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ガイア |
あなたは謎が尽きたことがありますかな? あなたは常に疑問を持ち、その答えを求めて おられる。 それはあなたが、そのことに意味があると 考えるからだ。 |
あなたがそれを欲する限り、 あなたの人生には意味がある。 思想が思想を生み、永遠に答えが得られぬ ような時でも、あなたは考え、何かを想い、 何かを得て、新しいあなたになっている。 |
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あなたは考えることで、何かを感じることで 常に新しいあなたに生まれ変わっている。 |
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ダナエ |
そうですね。新しい気持ちは 何度も生まれたと思います。 でも身体は衰え行くだけです。 |
ガイア | 寂しいと思いますか? |
ダナエ |
・・・・・・・・ はい。 |
人は死ぬものだという 気持ちがわいて来て、 とても悲しくなります。 |
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ガイア |
あなたは、私には無い豊かな感情の一つを 得たのです。 |
ダナエ |
・・・・・・・・ 豊かな感情と言えるほどの。 ものでしょうか。 |
ガイア | それはあなたが決めて下さい。 |
またいつでもおいで、子供達。 |