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栗とマシュマロ

開催日 2001/01/26(金)
時間 18:00開場、19:00開演
場所 品川教会グローリアチャペル
交通 JR品川駅下車徒歩5分(もっと歩いたかな?)
座席 左ブロックの前から7列目の真ん中あたり(整理券番号123)
チケット代 \4200(remerciement:内ト力ヤさん)
同伴 なし
感想  開場5分前ぐらいに、品川駅に着いたのですが、反対側の出口に向かってしまいタイムロス。品川教会に着くと、既に整理券順で並んでいて、中に入り始めていました。セーフ!

 入り口ではCDが売っていたので、「そういえばこれ、話題になってたかな?」という程度の気持ちで適当に買ってきました。中に入ると、以外と広いのでびっくり。高い天井には照明もついてるし、正面の壁がコンクリートむき出しだし、ちょっと教会っぽくなかったのですが、正面には大きな十字架があり、パイプオルガンもあり、席の並びも確かに教会でした。

 時間きっかりにスタート。今回のライブは「栗とマシュマロ」ということで、栗コーダーカルテットとマーシュ・マロウの共演です。まずは栗Qが登場です。しんとした空気の中に、彼らのリコーダーの音色が美しく響いてきました。普通のリコーダーと比べると、奥深い音のような感じがしました。4人の呼吸もぴったりだし、はぎれも良かったし、目線を合わせて合図をしたりするところもかっこよかったです。人の身長ほどもあるでっかいリコーダー(いや、あれはリコーダーないなきっと)とか、小さいのとかも使っていました。リコーダーだけじゃなくて、アコギ、ハーモニカ、チューバ(ユーホニウムかな?)、バウロン(太鼓)も出てきました。実はいろいろと楽器あるんですね。曲はトラッドが中心だったかな? 5拍子の曲とか、テンポの速い曲とかがあって、栗原さんのMCもちょっと変で(笑)楽しめました。でも、時間が無かったせいで、予定されていた曲数より1曲少なくなってしまいました。

 栗Qの演奏が終了して、次はマーシュ・マロウの出番です。いきなり、丸山めぐみさんのパイプオルガンでスタートです。すごい迫力でした。そして、今度は残り4人が前に出てきて、マイク無しで歌ってくれました。マイク無しでも十分過ぎるぐらい聞こえてきました。この生声コーラスには圧巻でした。次は、丸山さんもステージに上がって、5人が勢揃い。何やら、リレーのバトンのようなものを持っていました。ハンドベルのように、振ると音が鳴る仕掛けになってます。今度はこれで音を鳴らしながらのコーラスでした。

 このあとは、いろいろな楽器を駆使したテクニカルな演奏と、言葉遊びのような歌詞と、あちこちから聞こえてくる魔法のようなコーラスで楽しませてくれました。本当にいろんな楽器が登場して、マリンバ、スプーン、バウロン、アコーディオン、アコギ、琴?、他にも、名前も知らない楽器が次々と登場して、誰が何やってんのか全然把握できませんでした。また、それらの楽器の音がちゃんと生かされていました。そういえば、途中の曲で、栗Qのメンバーが一人だけアコギで参加していました。

 コーラスも、ハーモニーがとても美しくて、右から左から飛んでくる歌声に翻弄させられっぱなしでした。全体的に、上野洋子さんの歌声が目立っていましたような気がします。マーシュのメンバーの中では、私にとって一番聴き慣れている声だったからかもしれませんが。彼女の歌声は、耳に残って離れない感じがします。初めて生の声を聴いて、本当に素晴らしい歌声の持ち主だなぁと改めて思いました。真剣に聴いてると涙出ます。

 さて、最後はマーシュと栗Qがいっしょにステージに上がり、9人が勢揃い、賑やかになりました。曲も楽しい感じの曲が多くなりました。マーシュの音に栗Qのリコーダーその他が加わり、単独の時よりもさらに音の厚みを増して、素晴らしい盛り上がりでした。私が印象に残っているのは、曲名忘れてしまったんですが、マリンバがずーっと同じフレーズで続く曲で、リコーダーの高音とブラスの低音が印象的でした。聖剣伝説3の「Weird Counterpoint」に似てる、といってもわからないよね(笑)

 あっという間に最後の曲で、アンコール。普通なら、観客を少々じらしてから再登場するんですが、ほとんど手拍子もしないまま出てきました(笑)。時間が押していて、9時までに終わらせないといけなかったらしいです。今回は時間がなくて、MCもあまり入らなかったですが、とても充実したライブでした。
お話し あまり時間がなくて、MC少なかったのですが、CDの宣伝とか。栗原さんうそつき〜byれいちとか。
お土産 CD
忘れ物 なし

総評
 上野洋子さん急上昇中
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