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1999 遊佐未森 CONCERT−niwa

開催日 1999/04/29(木) みもりの日みどりの日
時間 17:15開場、18:00開演(開演は20分ぐらい遅れたかな?)
場所 渋谷公会堂
交通 営団地下鉄半蔵門線渋谷駅下車、徒歩10分ぐらいかな
座席 1階6列5番 前の方だけど、一番左端(^^;
チケット代 \5250
同伴 しいなさん、のもとさん、福室氏
曲目 ボーダーライン/ミラクル/ポプラ/Pixie/眠れぬ夜の庭で/ハモニカ/僕の森/水の中/(Holiday Of Planet Earth)/火星水路/The Road to Nowhere/夏草の線路/夢を見た/緑の絵/青の行方//虹を見ること/0の丘∞の空//Little Garden
感想  ずーっと、涙腺緩みっぱなしでした・・・。

 この日の渋谷駅周辺は、なぜか異常な人だかりでした。そうですよね。祝日ですもんね。まずは福室氏と合流して、会場に向かいました。

 会場に到着。客層は・・・そうですねぇ、その手の人が8割方でしたかねぇ。以外と女性の方が少ないように感じましたが。僕たちが会場に到着したとたん、扉が開かれました。並んで待ってるようなことはなかったです。そういえば、会場の入り口のところで、オレンジ色のパーカー着ていた人が熱唱してたっけ。あれは一体なんだったんだろう?

 今回のコンサートの席は、しいなさんが確保してくれましたです(多謝多謝!)。中に入って、チケットを見ながら自分の席を確かめました。1階6列5番・・・ぬぬぬ! 一番左端じゃないですか! 5番って書いてあるのに、なんで端っこなんだろう。と、人生について矛盾を感じながら(笑)、荷物を置いて、グッズを買いに行きました。

 買い物し終わって、座って待っていると、しいなさん・のもとさんが御到着(はじめまして!)。彼女たちも、こんなに端っこだとは思ってもみなかったみたい。運が悪いとしか言いようがないですなこりゃ。そして、開演時間も押し迫ってきた頃、後ろを振り返ってみると、お客さんでいっぱいになってました。前回のライブでは、こんなにお客さん入ってなかったとか。

 そーこーしているうちに、コンサートは始まりました。the Open Gate(バンド)のメンバーの方々が一人ずつ、ステージに置いてあるテーブルの上に、フルーツを乗せていきました。そして最後に、未森さん御登場! 1曲目はボーダーライン。2曲目にミラクル。2曲目でいきなり「庭」から「ECHO」に飛んだので驚いたのですが、さらに驚いたことに、既に立ち見でノリノリの人が数名(汗)。いきなりこんなに飛ばして大丈夫かいって思ったんだけど、次の「ポプラ」で座ってしまいました(笑)。

 演奏が始まって気づいたんだけど、僕の位置からだと、バックコーラス、アコギ、キーボードの人たちの姿が、全く見えないんですよ。見えるのは、未森さんと、エレキ中心の人と、ベースと、ドラム。僕としてはやはり、アコギのタッチが一番見たかったですね。でも、前のほうだったから未森さんの御姿がよーく見えたし、許す!

 でね、実はもうポプラ辺りから、涙腺緩んでました。あの高低差のある難しいメロディを、こんなに美しく歌えるなんて。「Pixie」「眠れぬ夜の庭で」も、ずっとうるうる状態で聴いてました。彼女の歌声は、透明感がありながら、耳から直接脳に伝わるような声。すばらしいです。堪能しました。

 ファーストインパクト(?)はハモニカでした。山弦Arr.の歌には弱いのさ・・・。前奏聴いただけで、涙がじわっと出てきて、そのあとも涙が止まらなかったです。実は、今回はメガネをかけて見ていたんですが、途中で邪魔になって、外しました。あらかじめ用意しておいた(笑)ハンディタオルで、涙をふきふきです。この曲の時は、アコギの人がステージの中央に来てくれたので、タッチが見えてよかったです。そして、次の僕の森には意表を突かれました。ハルモニの曲を持ってくるとは思わなかった・・・これを契機に、脳内液状化現象発生。

 次に、アレンジを披露してくれるとのことで、何の曲のアレンジだろう?と思ったら、「水の中」のア・カペラでした。3人の歌声だけで、こんなに奇麗にアレンジされちゃって。未森さん、ふじもとさんの2人の女性ボーカルの中に、くすのきさんの男性ボーカルがアクセントになってて、かっこよかったです。

 さてコンサートも中間地点ですが、ここで変なパフォーマンスが(笑)。Holiday Of Planet Earthの曲に乗せながら、テーブルの上に置いたフルーツをミキサーにかけて、その場でジュースを作って、それをバンドのみんなに振る舞っていました。このとき初めて、フルーツがレプリカじゃなかったことに気づきましたです。

 後半。火星水路から始まりました。サビの「見えるよ〜見えるよ〜」の声の張り上げと、間奏部のスキャットのところは、ものすごい大迫力の歌声で、脳内液状化現象再発。次の曲は、Road To Nowhere。今回のライブは「ECHO」からの選曲が多かったかな? 未森さん、英語で歌ってるよ〜みたいな感じで、また涙でうるうる来てしまいました。この曲で、お客さんの7割方が立ち見になったでしょうか。次の夏草の線路で、ほぼ総立ちになりました。僕は、ずっとおとなしく聴いていようと心に決めていたのですが、「やっぱり、このノリでいいんじゃん」と開き直り(笑)、この曲で僕も、立ち見をすることにしました。余談ですが、昔カラオケで夏草の線路を歌ったとき、「君らしい曲や」と言われたんですよ(???)。

 そのあと「夢を見た」「緑の絵」「青の行方」と続いたのですが、緑の絵はねぇ、「水色」の中で1曲選べと言われたら、この曲なんですよ。またまた涙が・・・。

 ここで一通り終わってしまったのですが、このあとはもちろん、お約束のアンコールです! 虹を見ること0の丘∞の空でした。確か、メドレー形式みたいにつながっていたと思います。「0の丘〜」では、サビのところで「をお、をお」って歌うところの未森さんの振り付けが、印象的でした(笑)。

 でねでね、幕が降りてきたのでこれで終わりかと思ったら、会場が大盛り上がりで、アンコールの声が鳴り止まないんですよ。これで終わっちゃいそうだけど、続いたらいいなぁって気持ちで待っていたら、なんと!2回目のアンコールです!! 幕が上がると、ステージの真ん中に未森さんが立っていて、それを半円形で取り囲むように、バンドのみなさんが座っていました。演奏された曲は、Little Garden。そうです、この曲を聴かなかったら、ちょっと心残りなコンサートになってしまうところでした。「庭」の中で、僕が一番お気に入りの曲です。山弦Arr.。「ハモニカ」の時と同じく、前奏聴いただけで既に涙。あれだけ盛り上がっていた会場は、しーんと静まり返りました。手拍子ひとつ聞こえてこなかったです。間奏のところで植物の名前を言うところがあるんですけど、CDでは聴いたことないような植物の名前が出てきて、ちょっとびっくり。そして曲も終わりにさしかかった頃、バンドのメンバーが一人ずつ、席を立っていくのです。重なり合っていた音が、ひとつずつ消えていくんです。パーカスが消えて、ベースが消えて、アコギが消えて・・・みたいに。この演出には感動しました。最後に残った楽器はピアノ(キーボード)でした。そして最後に、未森さんのソロボーカルで、締めっ! 聴いてるあいだ、涙が止まらなかったよぉ。ああ、なんだか、思い出しただけで泣けてきます・・・。コンサート終わった後も、頭の中は山弦がぐるぐるでした。

 今回のコンサート、「庭」だけじゃなくて、結構古い曲も披露してくれたのはよかったですね。「庭」を未聴の方でも、楽しめたのではないでしょうか。今回のコンサートに同伴してくれた、しいなさん・のもとさん・福室氏と一緒に、素敵な時間を共有できたことを嬉しく思います。
お話し 救急車の話:めまいがする病気にかかったとき、救急車に「無料」で乗れたことに喜んでしまったそうです。未森さんらしい?
お土産 MIMORANGELO!(Mimori Yusa 1999 Concert Tour "niwa" Official Book)、卓上カレンダー、ポロシャツ(白、Lサイズ)。値段高いよぉ・・・。
忘れ物 なし!

総評
 4/30は有給取らせて欲しかったです〜(;_;)。泣いてばっかり。
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