musical hearts 5
| 5. 音楽と人付き合い 2001/01/04 | |
私は音楽が好きです。でも、音楽を嫌いな人も居ます。私は昔、音楽が嫌いだったことがあります。
どうして嫌いだったか、というと、最初は好きだったんですよ。幼稚園のときは音楽隊でダブル太鼓というのを叩いていました。小学生になって、周りの友達がみんな、音楽の授業を適当に受けてるんですよね。それで、自分も回りの友達に合わせてたらだんだん嫌いになってったんです。でも、4年生になって、自分はやっぱり音楽好きだって分かったから、音楽隊(今度は小学校のね)に入ったんです。周りが嫌いだから自分も嫌い、っていうのは、小さな子供の時はよくあることかもしれません。
でも、大人になってまで「音楽が嫌い」って言ってるのは、そうではないと思うのです。演奏する側と、それを聴く側と、両方ありますけど、音楽が演奏できなくて嫌いになるかもしれません。けれども、聴くことだったら誰にでも出来ますし、音楽が嫌いな人は、聴いていて良いと思う音楽が1つもないからなのでしょうか・・・そうではないと思うんですよ。やっぱり人によって、相性の良い音楽っていうものがあって、嫌いな人は嫌いな人なりに、相性の良い音楽は存在するはずです。
何を言いたいかというと、結局、「音楽が嫌い」になるには、自ら積極的に嫌いにならないと、嫌いになれるものではないんだ、ということです。私は、音楽との付き合いって、人付き合いと似てるんじゃないかと常々考えています。人間嫌いと音楽嫌いは似てるんじゃないかと。音楽のジャンルが偏っている人は、人付き合いも偏っていたり、何でも聴き入れる人は、どんな人とでも付き合うことが出来る。どのような理由かは様々あると思いますが、音楽嫌いの人というのは、何も聴き入れない、鎖国状態の人のことを言うのではないでしょうか。