musical hearts 22

22. 2002/04に聴いた音楽 2002/05/03

• 志方あきこ「Petit Fours」
  　オルゴール曲集ということで、20曲以上もの曲がオルゴールの音でずらずら〜っと並んだ一枚。もともとHP上で公開されていたもののほか、新曲が4曲混ざっています。これはこれでいいんですけど、本当にオルゴールの音しか出てこないんで、もっと多彩なアレンジで、濃い〜もの聴きたいですね。てことで新しいアルバムに期待。
  
  
• 「ゼノサーガ　オリジナル・サウンドトラック」
  　光田さんが、ゲーム音楽をまたひとつ進化させてしまいました。なんだか凄いことづくしで、フルオケ（ロンドンフィル）を使ってしまったり、IONAのボーカル、ジョアンヌ・ホッグにテーマ歌ってもらっちゃったり、河井英里さんもプロローグで歌ってたり、楽曲の半分は生演奏、ゲーム音楽というよりは、映画音楽のようです。ゲームはやってないけど、おそらくゲームの内容も、ゲームというよりは映画なんだろうな（笑）。ここまで凝ったもの作られちゃうと、もはやゲーム音楽の意味が変わってしまうかもしれないですね。内容的には、ゲームの内容がそうなのか、かなりシリアスな曲が多く、聖歌隊のようなボーカルを使ったのも目立ちました。明るい光田作品が好きな私としては、いまいち乗り切らない部分もあります。それと、クラシックがここまでゲームの中に入ってきちゃうと、クラシックの心が読めない私としては引いてしまう部分もあります。しかし、バトルの曲はおもいっきりツボだったし、聴けば聴くほど味わい深くなっていくような気がしますね〜。
  
  
• 「クロノ・トリガー　オリジナル・サウンドトラック」
  　ゼノサーガのサントラを買うついでに、隣に置いてあったので買いました(^^;。余裕があったら、光田作品も揃えようとは思ってるんで。んでこれは、光田さん初めてのサントラです。ゼノサーガを聴いたあとだと、時代を感じてしまいます（笑）。音質はアコースティックなものが多くて、聖剣３の音と似てます。クロノ・クロスがクロノ・トリガーを引き継いでいるんで、クロノ・トリガーもプレイした方がいいよ〜というアドバイスを貰ったのも、うなずけました。これも本来順番が逆なんですけどね（笑）。それと、やっぱり私は光田長調作品が好きなようです。なんとなくケルトエアー系をモチーフにしてるような気がするんですよね。
  
  
• 「secret of mana」
  　菊田裕樹作品買占め第一弾。聖剣伝説の音楽のアレンジバージョンです。アルバムのくせに１曲しか入ってないという、私の持ってるCDの中ではFLIP FLAP以来のワントラックCDです（笑）。かなり大胆にアレンジしてあって面白かったです。リズムがマニアックで、そう簡単には数えられないところもありました(^^;;。やっぱり菊田さんって、こういう趣味してるのね（笑）
  
  
• 「双界儀オリジナル・サウンドトラック」
  　菊田裕樹作品買占め第二弾。双界儀というゲームのサントラです。ゲームの内容は、たぶんRPGだと思うんだけど・・・にしては17曲は少なめだし・・・よくわからないです（汗）。でも、今回買った菊田作品の中では、一番良かったかな。全部生演奏のようです。同じテーマの使いまわしが多すぎるかな、とも思ったけど、主題歌はどことなくアジアンテイストなポップで（歌詞不明）、それぞれの曲が小粋にアレンジされていて、聴いていてそんなに飽きが来ないです。その中で「Labyrinth」という曲がツボでした。この曲だけは他のとは違った雰囲気なんだけど、ストリングス＋フルート？で、高原を思わせるような壮大な感じで、ツボ入りまくりでした。あーやっぱりこういう曲には弱いのよね〜。
  
  
• 「クーデルカ」
  　菊田裕樹作品買占め第三弾。クーデルカというゲームのサントラです。ゲームの内容はホラーらしいです。クーデルカは主人公の女性の名前でもあります。SNK・SACNOTH って書いてあるけど、そこから出てるゲームなのかな？ 内容としては、ホラーな内容と合わせているからだと思うんですが、全体的にかなり地味です。なんですが、１曲ずつ集中して聴くと、聖剣のときの菊田さんぽいところが感じられてグッドでした。ライブ演奏も収録されてるみたい。
  
  
• るろうに剣心オリジナル・ゲームサウンドトラック
  　河井英里さんが主題歌を歌ってるということで、某オークションで購入。主題歌以外はほとんど聴いてないです（汗）。主題歌も、まぁ、こんなもんですかねぇって感じですかねぇ(^^;
  
  
• 鈴木朋「トロとお休み」
  　CMで使われてる曲。トロトロ〜トロトロ〜ってやつです（とろけてるみたい）。鈴木朋さんらしかったです。カップリングも良かったし、グッドでした。
  
  
• 元ちとせ「ワダツミの木」
  　ごっつい売れてるらしいけど、なんとなく買ってしまった（汗）。100年に一人の歌声と噂されてますが、確かに実力はあるな〜とは思ったけど、けだるい感じの作風がイマイチ乗り切らなかったですね。個人的には、RIKKIだったら500年に一人だぜー！って思うんですけど（笑）。
  
  
• AZAMI「風の色」
  　RIKKIやはじめちゃんと比べて影が薄いですが、こちらも奄美出身のシンガーらしい。屋久島の縄文杉のジャケ写が、思いっきりマーケットを意識しているような気がして、最近私もすさんできたなーと思うんですが（爆）、中身は、民謡調の歌（トラッドなのかな？）をアレンジしてヒーリング系にしてる感じです。ボーカルもそこそこいい感じなんですが、エフェクトかけ過ぎてる曲もあって、もっとナチュラルな面を出した方がいいなぁと思うのもありました。でも、この雰囲気は好きですね。
  
  
• Kiroro「キロロのうた(1)」
  　ベスト盤なんだけど買ってしまった（笑）。内容はベスト盤なんで、特にコメントなし。
  
  
• altan「THE BLUE IDOL」
  　最近ケルトものが無かったんで購入。アルタンといえば一枚ＣＤ持ってるんですが、中身についてはほとんど覚えがないんですよね（汗）。内容としては、ほぼトラッドですが、速い曲もあればゆったりした曲もあり、というバラエティ豊かなアルバムでした。これぞケルト音楽！といった感じで、お手本みたいな作りですね。ボーカルは牧歌的で、和みます。