musical hearts 27

27. 2002/12に聴いた音楽 2003/01/03

• 岩代太郎「12 vox」
  　河井英里さん参加ということで購入。他にも邦人ではないがボーカリストが参加していて、私の知っているところではイーファ・ニ・アーリの名前があった。ケルト色が強いとはいうものの、もしかしてバリバリクラシックかな？と思っていたんだけどそれほど派手派手しくもなく、パイプの音とか使っているので耳に馴染みやすかった。印象的なフレーズをうまく使っている作曲術は岩代さんっぽいところなのでしょう。
  
  
• ZABADAK「SIGNAL」
  　前作「colors」よりは好きなのだが、吉良さん今回はロックな曲がやりたかったのかなーというのを感じる。前半で。でも、後半はいかにもザバっぽい曲があっていい感じ。８曲目、「カモンカモン素敵なじっちゃん」と聞こえるのは私だけ？？
  
  
• 「カクテル 信保陽子／美菜呼／高田みち子／鈴木朋／入日茜／NAOKO」
  　ピアノ弾き語りレーベルのコンピ。まぁ試聴盤のようなもんかな。鈴木朋さん目当てで買ったんだけど、他の人でもいい人がいたら、その人のアルバム買って見ようかな、と思ってる。今のところは入日茜さんがいい感じ。
  
  
• 「一期一会 a Teenage Symphony compilation vol.2 Sweets for my SPITZ」
  　最近、トリビュートアルバムって流行なんですかねぇ？あるアーティストの歌を他のアーティストが歌って、それを寄せ集めるやつ。林檎姫、ユーミン、奥民など著名人が参加していることもあって楽しみにしていたのだが、なんとなくパッとしない。つじあやのが歌う「猫になりたい」は好きだったけど。スピッツが歌ってるという固定観念があるからか？
  
  
• ルアル・ナ・ルブレ「ガリシアの郷−ベスト」
  　某掲示板でネタにされていたので購入。ガリシア音楽というのは初めて聴きました。現代楽器でのアレンジは結構多く含まれてるけど、ほとんどケルトですね。個人的にはもっとリズムの複雑な曲があると面白いなぁと思うが、これはこれで楽しめる一枚。
  
  
• RIKKI「シマウタTRICKLES」
  　「蜜」が出て間もなくリリースされた、島唄オンリーのアルバム。「蜜」を結構聞き込んでいたため聴くのが遅れたが、個人的にはこっちの方がはまってたりして。島唄ベースなので普通に聴いていただけでは歌詞が全くといっていいほど聞き取れないのだが、この「何言ってんだか分からない」状態が、逆に曲に入り込みやすくて好きなんだよね（笑）。また、全編通して島唄なので、島唄のメロディに応じたアレンジの使い分けが面白い。おそらく大胆な後付けコードを乗せているんだろうな。基本的にはアコギをベースとして、時々打ち込みがある感じ。RIKKIのボーカルは言うまでもく素晴らしいです。
  
  
• スピッツ「三日月ロック」
  　買ってから聴き始めるまでに数ヶ月してしまったが、もっと早く聴いとけばよかった！と後悔。いいじゃないですか。前のアルバムでは激しさが際立っていた感じもしたけど、１・２・５曲目なんかの哀愁のあるメロディが、ちょっと古めかしい感じがして、スピッツらしくて好き。
  
  
• 光田康典「Sailing to the World」
  　もとは台湾ゲーム「第七封印」の音楽。2002年の締めとして良いアルバムを聴くことができました。小峰さんがボーカルで2曲参加してたり（造語詞）、吉良さんがギターアレンジしてたり、実はザバよりザバっぽいかもしれない（笑）。インスト曲も相変わらずの光田節が炸裂。４曲目はアコギが凄くカッコいい。