musical hearts 36

36. 2004/03〜04に聴いた音楽 2004/05/20

• MIDAS「Third Operation」
  　コヤブ氏推薦のアーティスト。４人組なのかな。バイオリンが入ったプログレという点ではKBBに近いが、ボーカル入りの曲もあり。関西の方で活動しているらしい。これを聴いて、ようやくプログレって何なのか分かったような気がした。もちろんリズムの取りづらい曲が多い（笑）。バイオリンの人がボーカルもやっているらいしんだけど、この声、どこかで聞いたことあるような・・・。なぜか懐かしい気持ちになる。M-6 Strings Conversationは、正しく弦楽器が宇宙人みたく会話しているようで面白い。結構おすすめできるかも。
  
  
• Simon & Garfunkel「THE CBS STUDIO RECORDINGS 1964-1970」
  　S&Gに関しては、オリジナルアルバム全５枚を持っているので、買うかどうか非常に悩んだのだが・・・。未収録曲がいくつかあるということで、頑張って購入。未収録曲だけど別バージョンだったりするのが多く、本当に初めて聴いた曲は５，６曲。ということは、9500円ミニアルバムですか（笑）。でも、この未収録曲はアコギのみの曲が多く、聴いていて心に染み入った。もしS&Gが新曲を作ってそれを聴いたら、きっとこんな感覚なんだろう。買って損は無かった。まだ読んでいないがブックレットも分厚い。中身の解説に期待。
  
  
• 「殺人の追憶オリジナル・サウンドトラック」
  　河井英里さん参加とうことで購入。作曲は岩代太郎氏。はっきり言って、サントラだけではさっぱり分からない。これは映画を見ないと楽しめないかも。映画は面白いって話だけど。ちなみに河井さんの参加した曲は１つだけ。中には韓国語で歌われている曲もいくつかある。これを聴くと、なぜか三十年ぐらい前の日本が思い浮かんでくる。
  
  
• Khuren-S「８月の草原は銀」
  　「フレンズ」と読む。モンゴル民俗音楽。河井さんのライブで馬頭琴などを演奏していたので、ライブ会場で購入。馬頭琴の濃厚な音が心を落ち着かせてくれる。前に買ったのより、聴きやすいかも。
  
  
• HARMONIX「HARMONIX」
  　木下航志くんのユニットで、多分初めてのCD音源だと思う。ミニアルバム。いやー、すっかり声変わりしててびっくり。詳しくは分からないけど、カバー曲中心なのかな。M-5「東京ブギウギ」は、楽しく歌っているのが印象的。でも、声変わり前の印象しかなかったから、やっぱり少し違和感を感じてしまう。
  
  
• Yae「flowing to the sky」
  　今回のYaeのアルバムは、非常にとっつきやすかった。まずM-1に心奪われた。入り方がかっこいい。全体的に、前作よりメロディがしっかりしてて聴きやすい。初期〜中期のFFみたいな感じの曲もいくつか。かといって平凡には終わっていない。９拍子の曲は、リズム取るのがかなり難しい（笑）。FFCCの主題歌２つが別アレンジで収録されている。こちらも、ゲームで使われているものより、アルバムバージョンの方が好みかも。
  
  
• 「SHADOW HEARTS II Original Soundtracks」
  　光田さん参加てことで購入。前作もそうだったけど、今作も実はあまりピンと来なかった。いいと思う曲は所々あるんだけど、ちょっと趣味が違うだけなのかなぁ。どの曲を誰が作ったかとか、全然把握してないや・・・。
  
  
• 「CAFE SEE MORE GLASS」
  　原宿のカフェ「CAFE SEE MORE GLASS」をテーマに作った？コンピ。荒井良二、植田真、マツヤマ・アキオ、空気公団が２曲ずつ提供し、合計８曲。空気公団が目当てで買ったんだけど、荒井さんの曲も結構気に入った。アコギでゆったりと弾き語りする感じ。空気公団の方は、M-7「コーヒー屋のおねえさん」が、かなりの名曲。個人的には空気公団の曲のなかで５本の指に入る。世話好きで真面目に働くおねえさんの姿が思い浮かんでくる。コーラスも大切にしているし。空団ファンなら必聴。