musical hearts 38

38. 2004/09〜12に聴いた音楽 2005/01/07

• 「グラディウスアーケードサウンドトラック」
  　グラディウス１〜４まで全てのサウンドを網羅。３しか持っていなかったので思わず購入。どうやら４だけは他の人が作っているみたいで、ちょっと雰囲気が違う。が、通して聴くとかなりいい。また、名曲をアレンジしたバージョンも何曲か入っている。初代グラディウスの楽曲の偉大さが分かる。
  
  
• 「グラディウスVサウンドトラックス」
  　上記CDと一緒に購入。こちらは崎元仁氏が担当。これまた今までの作品とはちょっと違い、トランス系に走っている。あまり得意分野ではないので、ずっと聴いていると聴き疲れしてしまう。ゲームはプレイしてないし、それほど馴染めないのだが、数曲これはいい！と思った曲はあった。昔の曲をアレンジして混ぜ込んでいるところなんかは、さすがって感じかな。
  
  
• 「white - melodies of FINAL FANTASY TACTICS ADVANCE」
  　FFTAのアレンジ曲集。FFTAは、先に音楽の方を気に入ってゲームを始めたのだが、このアレンジはちょっと地味過ぎて、結局あまり聴いていない・・・。いわゆる「癒し系」が好きな人はどうぞ、といった感じか。
  
  
• 「PIZZICATO POLKA Original Sound Tracks」
  　キルシェが音楽を担当したゲームのサントラ。物悲しげ〜な曲やトラッド色の濃いもの（いわゆる風景の見える音楽？）など、いつものキルシェを想像しているとイメージが合わない部分もあるが、もともと良いメロディを作れる人だし、ゲーム音楽としては、なかなか上出来なんじゃないかと思う。
  
  
• 光田康典「箱の庭」
  　今までの光田テイストにはない、ファンタジックというか、コミカルというか、角の取れた感じのするアルバム。それでもどこか裏をかいたような面白い作りもあって、そこに光田さんらしさを感じ取れる。あまり聴いていないんだけど本当はもっと聞き込みたいアルバム。
  
  
• 村上ユカ「角砂糖」
  　ホッピー神山さんサポートの曲は、正直言って村上ユカの個性が薄れてしまっていると感じた。これはこれで良いものではあるんだけど、どうもうまく溶け合ってないというか。小鳥ver2も、キーが低くなりハモリも無くなり、私の感覚ではグレードダウンだ。でも、打ち込み曲は今まで通りの味が出ていて良い感じだし、歌詞だって彼女ならでは、だ。今作はちょっと残念だけど見捨てることはありません。
  
  
• HARD TO FIND「Fairy Dance」
  　扇柳トールさんのライブで購入。内容としてはケルト系中心のトラッド。ハンマーダルシマーの音が心地よく響く。ゆったりとしたものが多いけど、舞曲系もバランスよく入っていてアクセントになる。いい感じ。
  
  
• Pochakaite Malko「LAYA」
  　リズムが凄く複雑だ。部分的に付いていけないところはあるけど、ここまで複雑ならあまり気にならない。のっけから口タブラで驚いたし（笑）、まず普通に偶数でリズムを刻むところなんて無いので、本気で聴くと脳みそフル回転する。面白いけど、問題は、聴くのにパワーが要るということか、とか言いつつ実は結構聴いている。個人的には後半が好きかな。
  
  
• 空気公団「空風街LIVE」
  　実際に行ったライブ音源だけあって思い入れは深く、空気公団の作る音楽の良質さに改めて感動。DVDが見たくなる。聴いていると、あっという間に終わってしまう。
  
  
• ZABADAK「空の色」
  　IKONより後のCDでは、一番良いんじゃないでしょうか。劇団の人で合唱してたり、力強い呼びかけが被さってたりとか、アルバムの内容としては色々と変化あって面白いし、きっと演劇のストーリーに合わせて作っているためだと思うが、アレンジもIKONの頃のような土臭いイメージが戻ってきた感じ。ちょっと離れてる人にもオススメできるかも。
  
  
• MARTIN TAYLOR「the valley」
  　ADIEMUSコンサートでギター弾いてた人のアルバム。ジャズギタリストのソロアルバムだけあって、全編渋いギター。しかも本人が？歌っている曲も２曲ほど入っていて、その声が上条恒彦ばりの低音ボーカルで、オッサン度120%（笑）。たまらんよ。
  
  
• 山弦「Island made」
  　ライナー見てたら今作は大人しめの雰囲気という風に書いてあったのだが、そんなことはないと。最初の曲こそ二人の超美麗なアコギのハーモニーが素晴らしく、全編そうなのかと思いきや後半は山弦らしい粋なノリの曲もあり。やっぱいいです。