info: 15:30/17:00 \13,000 1階1塁側14-446
01 Old Friend/Bookends
02 A Hazy Shade Of Winter
03 I Am A Rock
04 America
05 Kathy's Song
06 Hey School Girl
07 BeBop A Lula
08 Scarborough Fair
09 Homeward Bound
10 Mrs. Robinson/Not Fade Away
11 Slip Slidin' Away
12 El Condor Pasa
----Art ソロ
13 Bright Eyes
14 A Heart In N.Y.
15 Perfect Moment/Now I Lay Me Down To Sleep
----Paul ソロ
16 The Boy In the Bubble
17 Graceland
18 Still Crazy After All These Years
----S&G
19 The Only Living Boy in New York
20 My Little Town
21 Bridge Over Troubled Water
----アンコール-1
22 The Sound Of Silence
23 The Boxer
----アンコール-2
24 Leaves That Are Green
25 Cecilia
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今年の誕生日が来ると68歳になる、二人のコンサート。
年齢的に、これが最後の来日と言われています。
約1時間前ぐらいに会場に着くと、さっそくグッズ売り場で
散財してしまいました。計7点お買い上げです。。。
球場でやるコンサートは初めて行くので、少々勝手が分からず
席を探してしまったのですが、ステージはバックスクリーン手前にあり、
私の席は1塁側のポール(サイモンじゃなくて)が立っている横ぐらいの
本当に「端っこの端っこ」なところでした。
S席でもこうなんですね。いったい何処までがS席なんだ・・・
15〜20分ぐらい押してスタート。
まず最初に、<America> のインストをバックに映像が流れ、
いつものスタイルで二人が登場しました。
アートは本当にいつもと変わらず。
ポールは緑のシャツにベージュの帽子でした。
肉眼では、マッチ棒を半分に折ったぐらいの大きさでしか見えませんでした。
でも、目の前にビジョンがあったので、ほぼそちらに集中してました。
以下、曲ごとの感想はポイントのみ書きます。
01 Old Friend/Bookends
二人の声とギターだけで、静かに始まりました。
思い入れのある曲だけに、早速やばかったです。
最小構成のシンプルさにも心打たれました。
04 America
もしS&Gの中から一曲選べと言われたら、泣きながらこの曲を選びます。
そういう曲だけに、やはり来ちゃいましたね。
ポールが、本当にキャシーに話しかけるように歌うところが
ライブならではで良かったです。
06 Hey School Girl
15歳の時に作った曲と紹介がありました。
ほんの数十秒の演奏で、お披露目といった感じです。
07 BeBop A Lula
続けて、彼らがお手本にしたというエヴァリー・ブラザーズのカバー。
曲調は前の曲と同じようなノリでした。
08 Scarborough Fair
この曲のギターとハモリは美しすぎて、たくさん繰り返すはずなのに
いつの間にか終わってました。
二人の歌声に加えて、チェロがカウンターパートを務めていて、
低音の響きがハモリにも合っていて、いいアレンジだったと思います。
10 Mrs. Robinson/Not Fade Away
この曲の前に、映画「卒業」のいくつかのシーンを切り貼りしたものが流れました。
もっと盛り上がってもいい曲なのに、客席は大人しかったように思います。
やっぱり、年寄りが多いからでしょうか(笑)
12 El Condor Pasa
ケーナの演奏や、マンドリンみたいな複弦の楽器で
フォルクローレが再現されていました。
観客の反応も良かったです。
----Art ソロ
13 Bright Eyes
14 A Heart In N.Y.
15 Perfect Moment/Now I Lay Me Down To Sleep
ポールが退場し、アートのソロパートとなりました。
どれも好きな曲が来てくれて、ラッキーでした。
前2曲は、ライブ盤でも収録されていますが、
<Perfect Moment> を生で聞けたのは、さらに嬉しかったですね。
この曲が入っているアルバムも、好きな方なので。
----Paul ソロ
16 The Boy In the Bubble
17 Graceland
18 Still Crazy After All These Years
今度はアートが抜けてポールの出番。
こうやってお互い休憩を取り合うのですね(笑)
ポールのソロ曲は詳しく知らないのですが、運良く全て既知の曲でした。
アルバム「Graceland」から冒頭の1,2曲目をやってくれるとは
思わなかったので、これも嬉しかったですね。
<Graceland> は、軽快なリズムでライブ向きだと思いました。
----S&G
19 The Only Living Boy in New York
今回のコンサートで最も印象に残ったのがこれ。
<America> と同じく、これもアートに語りかけるような歌声で
感情たっぷりにポールが歌い上げていました。
そして、間奏部分の二人のハモリが絶妙でした。
CDで聞くのと同じように、完璧に波長の合ったコーラスが聞こえてきて、
それが目の前で生で歌われていると思うと、自然と涙が出ます。
21 Bridge Over Troubled Water
1番がアート、2番がポール、3番は二人で歌いました。
最初アートが歌い始めたあと、一呼吸置いて再び歌い始めました。
前奏が流れたとき、この日一番の拍手が大音量で響いたので、
少し躊躇ったのでしょうか。
ポールの歌いっぷりは、少しゴスペルを意識したような、
自由なイメージがしました。
そして3番に向けて、ピアノの伴奏も熱を帯び、
クライマックスはアートの力強い歌声に感動しきりでいた。
----アンコール-1
22 The Sound Of Silence
ポールのギターの前奏が始まると、客席がわーっと湧きます。
1番の始まる前に、ギターのソロ演奏が入っていて格好良かったです。
23 The Boxer
one more...と言って始まりました。
「ライラライ」の大合唱・・・はなかったです(笑)。
ちょっとやりたかったけど。
----アンコール-2
24 Leaves That Are Green
この曲もシンプルで好きなので、生で聞けてよかった。
25 Cecilia
大盛り上がりで、アリーナ席は総立ちになりました。
いったん曲が終わり、メンバー紹介が入ったので、
これで終わりかな、と思いきや、再び曲が始まって、
最後はきちんと演奏で終わりました。
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少し残念なことは、二人のソロパートのときに
途中退席するお客さんが多かったこと。
いつも思うんですけど、ステージ上の人に対して失礼だとは思わないんですかね。
日本で人気があるのは「S&G」なんですよね。やっぱり。
ソロ活動でも、それぞれ素晴らしい曲作りをしているんで、
きちんと聞いて欲しかったです。
全体的な感想としては、まだまだ衰えていないと思うんですよ。
歌声も、ギターも。
むしろ、円熟味を増していて、渋さが加わっている分、
昔とはまた違った味わいがあるんじゃないかと思います。
それにしても凄い「人」でした。ほぼ満席だったと思います。
予想通り、年齢層は団塊の世代が中心といった感じですが、
親が子を連れて行ったり、逆に子が親へのプレゼントにしたり、
団塊ジュニア世代も多かったと思います。
今回の来日では、東京で3回、大阪、名古屋、札幌とやりますし、
他の国でも、たくさんやっているのですよね。
40年後に、これだけ人を集められるアーティストって、思いつかないです。
[2]らむてが
次の来日は何が何でも行くつもりだったからね。
やっぱりビートルズは外せないけど、
残念ながら全員揃うことはないし、
そういう意味でもS&Gの他にはいないかも、
と思うのです。
今の時代、純粋に音楽だけではヒットしないから、
こういう存在は、もう現れない気がしますね。
[1]やしち
行ってきたのかー!
う、うらやましくなんかないんd(ry
やっぱりファンの年代としてはうちらの親世代が中心にはなるのでしょうが、自分たちやさらに下の世代にもちゃんとファンがいますからねぇ。
これだけ広く指示されてるのってビートルズとこの人達が2強じゃないかとか思ったり。